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1-3 環境への影響が大きい自家用車

二酸化炭素排出割合い自家用乗用車は、運輸部門のうちでも55.1%を占める。我が国全体でみても比率でも1割を越える重要な部分である。さらに、一人あたりの移動距離に対して、クルマは空を飛ぶ飛行機よりもCO2を排出しており、現在も自動車保有数は増大している。こうした事実を考えるとクルマの個人的利用に対処することが環境に配慮した交通として一番の関心をもつべき部分と考える。

 

●輸送機関別二酸化炭素排出割合

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資料:運輸省

 

●交通機関別二酸化炭素排出原単位

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資料:地球温暖化問題への国内対策に関する関係審議会合同会議資料

 

●自動車保有数、走行距離の変化

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資料:

運輸省「陸運統計要覧」「自動車輸送統計速報」

建設省「道路統計年報」

 

 

 

 

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