草の根国際交流事業
異文化のふれあいを通じて相互理解を。
地域文化を通じた草の根国際交流発掘支援事業は、日本の地域社会固有の文化と、外国の地域文化という異文化のふれあいを通じて相互理解を深め、双方の地域住民による交流を促進しようとするもので、平成10年度から事業を開始しました。
平成10年度は、地域文化交流事業運営委員会(委員長:西村幸夫東京大学大学院工学系研究科教授)において事業実施のガイドラインを策定するとともに、国内において、地域文化関係民間団体並びに自治体に対し、海外のカウンターパートとの交流を希望する団体について調査するとともに、海外においても、世界主要国の潜在的対日交流希望者層・団体に対して、外国の地域文化を媒介とした文化交流関係のテーマ別交流ニーズについて調査しました。
そして、調査結果の分析・検討を経て、運営委員会(前出)から別府市旅館組合連合会別府ONSEN文化国際交流プロジェクトチームの「別府ONSEN文化国際交流事業」がモデル事業に選定され、平成10年11月6日〜11日と同12月20日〜24日の2期間、地元プロジェクトチームと共催で、テーマに関する発表会、ホームステイ、交流会等を実
別府八湯ONSEN文化国際交流ミーティングの開催
平成10年11月10日、別府市ビーコンプラザ国際会議場で、海外8カ国(アメリカ、イギリス、イスラエル、イタリア、韓国、台湾、ドイツ、ニュージーランド)の温泉関係者を招き、「温泉文化」をテーマに、それぞれの温泉地の状況等についての紹介を受けるとともに、別府八湯および地域の振興につき、地元の温泉関係者のみならず、延べ約600名の一般市民の参加者と熱心な意見や情報の交換を行いました。
