日本財団 図書館


(2) 瀬戸内町の林業

 

瀬戸内町は大島本島の約3割の森林面積を有し、一般用材の生産量は島内の8割以上を占めるなど、林業の町民経済に寄与する割合は大きい。また、昨今では加計呂麻島や与路島、請島を中心にソテツの生産振興に取り組んでおり、鹿児島県の約6割が瀬戸内町で生産されている。

今後、これらの生産を振興するため、作業の円滑化と車両の通行の安全性を推進するための林道等の生産基盤の整備が必要となっている。

また、松食い虫等の害虫被害も多発しており、病害虫の早期発見、早期駆除が大きな課題である。

 

瀬戸内町の林野面積 (平成10年)

032-1.gif

資料:鹿児島県林業統計

 

林産物の生産量等の推移

032-2.gif

資料:瀬戸内町農林課

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION