
■事業の内容
オゾン層破壊、地球温暖化、海難、船舶からの油の流出等さまざまな環境問題が続出し、また、阪神淡路大震災のような自然のエネルギーの脅威も経験している。 お天気フェアを通じて、気象情報を身近に感じてもらうとともに、人間活動と気象の関係を一般に周知すると共に災害発生時の気象情報の活用方法等を周知する場としたい。 海と人間生活の関わりが地球温暖化問題、エルニーニョ現象、海難事故等大小様々ある。これらを背景にして海と気象についての知識を更に深めるために特に「海」を強調する講演会、フェアを開催した。 (1) 「海洋気候の変動の知識を深める」を目的として、次の事業を実施した。 「お天気フェア '98TOKYO講演会」の開催 [1] 開催期日 平成10年7月21日(火) 10時〜16時 [2] 開催場所 科学技術館 サイエンスホール(千代田区北の丸公園) [3] 主 催 財団法人 日本気象協会 [4] 後 援 気象庁 日本財団 [5] テーマ及び講師 「津波から生命財産を守るために」東京大学地震研究所 都司助教授 「エルニーニョ現象」 気象庁気候・海洋気象部 エルニーニョ監視予報センター 二階堂予報官 「海難防止のための気象知識」 元神戸海洋気象台長 宮沢NHK天気解説者 「気候変動」 東京大学気候システム研究センター長 住教授 [6] 入場者数 113名 (2) 「正しい気象、海象知識の普及、防災意識の高揚」を目的として、次の事業を実施した。 「お天気フェア '98TOKYO」の開催
[1] 開催期日 平成10年8月1日(土)〜8月3日(月) 11時〜19時 [2] 開催場所 サンシャインシティ 噴水広場(B1) アルパ大通り(B1) 吹き抜け前広場(1F) [3] 主 催 財団法人 日本気象協会 [4] 後 援 気象庁 日本財団 [5] イベント a.ウェザートークショー(お天気キャスターの日替わりゲストによるトークショー) b.お天気教室 (a) 気象観測レッツトライ(日本気象協会調査部による気象観測に関する教室) (b) ビックリ気象実験室(日本気象協会調査部による子供たちを対象とした気象に関する教室「ペットボトル実験」、「天気循環実験」、「竜巻実験」) (c) 工作教室(ペットボトルの風向計を作る) (d) よくわかる天気図講座(気象予報士による天気図の見方、天気に関する知識をビデオ等を使いわかりやすく解説する) c.海のプリンセスミニショー(「海の記念日」キャンペーンガール3名によるミニコンサート) d.お天気キャスターによる「お天気情報局」 (a) 天気常識・非常識クイズ(気象あるいは天気予報に関する一般常識のクイズ) (b) チビッコお天気キャスターコンテスト(ステージのモニターを前に、小中学生がお天気キャスターとして気象解説を実際に体験する) e.海洋少年団デモンストレーション(リーダー2名と小学生・中学生・高校生6名による手旗信号のデモンストレーション) f.パソコン広場(インターネットによるお天気情報の提供) g.夏休みお天気相談所(気象予報士会の協力により気象予報士によるお天気に関する相談コーナー) h.思い出の天気調べコーナー(誕生日や結婚記念日等、来場者の思い出の日の天気をプリントアウトサービスをする) i.海と空の地球展(海と空と気象をテーマにした写真のパネル展) j.日本海難防止協会コーナー(日本海難防止協会によるパネル展示と資料閲覧) [6] 入場者数 32,540名(8月1日12,133名、8月2日11,773名、 8月3日8,634名) (3) 委員会開催 この事業を推進するにあたり、当協会内に委員会を設置して、開催計画の策定、開催の推進及び成果の検討を行った。委員会は次の3回実施した。 第1回: 6月23日 第2回: 7月10日 第3回:10月29日 (4) 報告書の作成 講演会、フェアの開催内容、成果を報告書に取りまとめた。報告書は関係機関に配布した。
■事業の成果
(1) 講演会
本年が「国際海洋年」にあたることもあり、気象と海についての知識を更に深めてもらうため、特に「海」を強調する内容で実施した。
テーマが最近国民が非常に関心を持っている気候変動問題、津波などの自然災害、海難防止について具体的な例を挙げわかり易く説明したので人々の生命財産を守るための教訓としての見直し、海における異常現象が全世界の天候に影響を及ぼすことなど自然環境の変動に海がどのように関わっているかについての正しい理解に寄与した。
(2) お天気フェア
フェアの開催日を夏休み期間中に設定したこともあり、小・中学生・高校生の入場者が多く、イベント内容、展示物等気象・海象について子供たちの興味を引くもの、印象に残るものなど盛りだくさんで、夏休みの宿題や自由研究にも役立つような演出、参加・体験型を数多く取り入れ、「海」と「気象」についての知識を更に深め、気象情報の利活用、気象災害防止、海難防止意識の高揚に十分寄与できた。
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