■事業の内容
(1) 協調型構造改善 平成10年度協調型構造改善事業に参加している舶用工業事業者に対し、「新製品または新技術の開発」、「生産の規模または方式の適正化等」、「取引関係の改善」、「労働環境の改善」等を事業の内容とし、北海道舶用工業会、東北舶用工業会、新潟舶用工業会、中部舶用工業会、神戸舶用工業会、四国舶用工業会及び九州舶用工業会の7地方舶用工業会へ依頼して事業を実施した。 [1] 北海道舶用工業会 a.第1回 平成10年 8月 7日 函館 b.第2回 〃 10月 8日 苫小牧 c.第3回 〃 11月 4日 釧路 [2] 東北舶用工業会 a.第1回 平成10年 9月10日 宮古 b.第2回 〃 9月29日 気仙沼 c.第3回 〃 10月 8日 小名浜 d.第4回 〃 10月18日 石巻 [3] 新潟舶用工業会 a.第1回 平成10年11月12日 酒田 b.第2回 〃 12月17日 新潟 [4] 中部舶用工業会 a.第1回 平成10年 7月14日 名古屋 b.第2回 〃 8月 4日 西伊豆 c.第3回 〃 9月 9日 清水 d.第4回 〃 10月 8日 伊勢 e.第5回 〃 10月14日 七尾 f.第6回 〃 10月15日 新湊 [5] 神戸舶用工業会 a.第1回 平成10年 9月 4日 神戸 b.第2回 〃 10月 8日 淡路(北淡地区) c.第3回 〃 10月21日 〃 (南淡地区) d.第4回 〃 11月20日 相生 [6] 四国舶用工業会 a.第1回 平成10年 8月 6日 高知 b.第2回 〃 11月26日〜28日 八幡浜・宇和島 c.第3回 〃 12月 2日〜 4日 徳島 d.第4回 〃 12月 9日〜11日 今治 e.第5回 〃 12月12日 香川 [7] 九州舶用工業会 a.第1回 平成10年10月21日 平戸 b.第2回 〃 11月27日 三角 c.第3回 〃 12月 3日 鹿児島
■事業の成果
我が国の中小造船業は、漁業資源の枯渇と後継者不足等による漁船の減少並びに内航船の船腹過剰により、建造不振および低船価が続いている。この影響を受けて、舶用工業界は生産量の減少および受注単価が低迷し、厳しい環境下にある。
このため、舶用工業界は中小企業近代化促進法にもとずき中小造船業とともに第5次協調型構造改善事業が推進されている。本事業では中小造船業と協調して「新製品または新技術の開発」、「生産の規模または方式の適正化」、「取引関係の改善」、「労働環境の改善」等について舶用工業事業者に対する指導を実施し、経営基盤の強化と体質改善を積極的に推進した。
これによって、今後の舶用工業事業者の経営安定化に寄与することができたと確信する。
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