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用語解説

 

読者が同じ用語を同じ意味で解釈するように、本書ではここに用語解説を掲載することにしました。あなたが聞いたことのある用語があるかもしれないし、聞き覚えのないものもあるかもしれません。また、あなたが知っている意味とは違う意味で使われているかもしれません。以下の用語は重要なもので、本書(ローカル・アクション)で用いた解釈に基づいています。

 

加盟グループ(Affiliated groups)

 

実際に環境保全活動を行っていて、BTCVに対し年会費を支払っているグループを指します。BTCVは加盟グループに対して、グループ会員規約に基づき、様々なサービスを提供しています。時には、「BTCVのメンバーグループ」と表記されることもあります。

 

英国環境保全ボランティアトラスト(BTCV)

 

環境の保護や改善活動を行っている人々を支援する、英国最大の実践的環境保全公益団体です。北アイルランドでは、BTCVは北アイルランド環境保全ボランティアズ(CVNI)として知られており、ウェールズではGwarchodwyr Cefn Gwlad(ウェールズ語でBTCV)として知られています。

 

クライアント(Client)

 

環境保全活動を依頼した人を指します。これには土地所有者、地域行政当局、学校や研究機関、あるいは地域の野生生物トラストやアメニティー協会の場合もあります。グループの中にはクライアントでなく需要者(user-body)と呼んでいる場合もあります。

 

環境保全グループ(Conservation group)

 

実際に環境保全活動を行うグループのことです。

 

コーディネーター(Co-ordinator)

 

多くの人はいわゆる「リーダー」になるのを嫌がります。むしろコーディネーターや議長、秘書と呼ばれたり、プロジェクト・リーダーと呼ばれるのを好みます。分かりやすいように、本書では、グループをまとめ、会合の運営を担当しているグループ・リーダーを、「コーディネーター」と呼んでいます。

 

地方スタッフ(county staff)、もしくはフィールド・オフィサー(field officers)

 

地域レベルで、BTCVが雇用している人々のことです。

 

地球サミット(Earth Summit)

 

1992年にリオ・デ・ジャネイロで、環境と開発に関する国連会議が開催された際に、世界中のリーダーが参加した、これまで最大の会議のことです。

 

環境グループ(Environmental group)

 

「より緑ゆたかな生活」の促進を主な目的に活動しているグループを指します。リサイクル促進、エネルギー節約、絶滅危惧種の保護等の環境問題が、グループの活動の主要な分野となります。実際に環境保全活動を行うこともありますが、主な活動ではありません。地球の友(Friends of the Earth)やグリーンピース、世界野生生物保護基金(WWF)のような、他の組織と繋がりをもっていることもあります。

 

 

 

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