平成9年度は、全国各地156箇所で行事を実施いたしました。いずれも好評を博し充実した行事となり、所期の目的を達成することができたものと確信しております。
関係者の皆様には、あらためてお礼申し上げます。
平成10年度共催行事については、先に都道府県を通じて、計画を出していただきましたが、このほど別表のとおり決定いたしました。
すでに関係者には通知してありますが、昨年以上の成果を挙げることができますよう一層のご尽力を期待しております。
各委員会から申請された行事を種別々にみますと、幼年行事が38%と圧倒的に多く、続いて婦人行事25%となっています。また、幼年大会と婦人大会が行事全体の約半分を占めております。
当協会としては、阪神・淡路大震災を教訓に踏まえ、特に自主防災体制の充実を図るため、自主防災組織を中心とした研修や訓練、あるいは住民が災害時、即活動できる体制の確立を図るための行事の実施などを積極的に支援して参りたいと考えております。
また、毎年同一行事を恒例的に実施されることも大切ですが、できるだけこれまで実施していない共催行事をされるよう希望いたします。
最後に、これまでこのような共催行事を実施していなかった防火委員会においては、積極的に行事を実施していただきたいと思います。
去る3月1日(日)愛媛県今治市公会堂で、今治市内16校の小学校の少年消防クラブ員が、『火事のない町』を願って、第18回今治市少年消防クラブ研究発表会を行い、防火を訴えました。