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(ウ) 水中拘束の場合

A バディーが至近にいる場合

水中拘束である旨を手先信号等で告げ援助を求めましょう。

 

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B バディーの援助がない場合

深呼吸して気持ちを落ち着け、冷静に対処しましょう。

 

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2] 漂流した場合

不幸にして漂流してしまい、セルフ救助が困難と判断したら、次のことに留意して、冷静に対処することが必要です。

 

(ア) ウエイト等の重量物は、惜しみなく捨て、身体を最大限に軽くするとともに、浮力の確保に努めましょう。

 

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(イ) 水中で運動すればするほど、体熱が奪われエネルギーロスとなります。次の方法により体力の維持に努めましょう。

● HELPの姿勢をとりましょう。この姿勢は、水中での体熱の放出を少なくするもので、Heat Escape Lessening Posture(熱放出低減姿勢)の頭文字を組み合せたものです。

 

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