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第56表 昇進の最も早いグループの同期採用者に占める割合

2] 産業別

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第57表 昇進の最も早い昇進グループの昇進ポストの実態

2] 産業別

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(注)

( )内の数字は、昭和61年の調査結果である。

なお、昭和61年の調査は、「昭和40年大卒採用」について調査した。

 

(2) 昇進が遅れているグループ〔第58〜61表参照

昭和50年大学卒入社組で、昇進が最も遅れているグループの同期採用者に占める割合について見てみると、全体平均で22.3%(昭和61年調査23%)となっていた。そこで、このグループとトップグループ(24.6%)とを差し引いた残り53.1%が昇進の「普通グループ」ということになる。

これを企業規模別にみると、「5千人以上」の企業では、昇進が遅いグループが「10%未満」とする企業の割合が42.9%と高くなっており、トップグループも10%未満が多く幹部要員の選別が厳しい一方、遅いグループも少ない割合となっていた。

また、産業別にみると、「卸売・小売業、飲食店」で昇進が遅いグループが「10%未満」とする企業の割合が40.0%と高くなっていたが、これは昇進の早いグループの割合が低くそれだけ選別が厳しかったこととの裏腹の関係ではないかと思われる。

 

 

 

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