(注) ( )内の数字は、平成7年の調査結果を示す。
2. 昭和50年(1975年)大学卒サラリーマンの昇進実態
第1次オイル・ショック後の昭和50年に大学を卒業し民間企業に採用された者を、同期のなかで昇進の最も早いトップグループと最も遅れているグループに分け、今どの辺のポストに付いているか、また、昇進のトップグループ、遅れているグループの割合は何%ぐらいかを尋ねてみた。
(1) 昇進の早いグループ〔第54〜57表参照〕
昭和50年大学卒入社の者が、20有余年間在職し現在トップグループとして取り扱われているのは、同期の10%未満とする企業が32.6%、20%未満が22.0%(累計54.6%)、30%未満が14.9%(累計69.5%)と、大変厳しく幹部要員は絞り込まれ、平均でも24.6%と4人に1人となってい