(注) ( )内の数字は、平成7年の調査結果を示す。
(2) 今後の変更見込み〔第49・50表参照〕
次に、今後昇進制度を変更する見込みがあるのかどうかについて尋ねたところ、「変更見込みあり」とする企業の割合が44.2%(平成7年調査43.3%)、「変更見込みない」とする企業の割合23.4%(同29.3%)となっており、「わからない」と回答してきた企業も32.4%あった。昇進制度は人事管理の根幹をなすものであり、長い伝統によって確立されたものだけに、変更の必要は認めながらも実施のスピードはかなり控え目のようである。
ア. 企業規模別
これを企業規模別にみると、今後昇進制度を「変更する見込みあり」と回答した企業の割合が最も高いのは、「1・2千人台」の企業で52%となっており、逆に今後昇進制度を「変更する見込みない」と回答した企業の割合が高いのは「3・4千人台」の企業で33%となっていた。