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記号は[図2.3.19 ポンチ打ち]に示すよう黒丸●を付加している。

 

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図2.3.19 ポンチ打ち

 

2.3.5重ね代:ラップ位置、二重板:ダブリング

ラップ接手の重ね代は、一般に取付位置決めの結果で決まるが、肋骨とその端部BKTだけを先行組付けする場合には、重なり形状の指示が必要になる。

[図2.3.20 ロンジ端部BKT]は、数値現図からのプロッター作画であるが、一部にラップ形状が描かれている。

 

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図2.3.20 ロンジ端部BKT

 

パッドなどのダブリング位置は、縦横の中心線または外周線で示す。

その例を[図2.3.21 二重板の取付位置]に示す。

●線合わせ

貼付ける二重板の方に、別の目的でマーキン線がある場合には、その線を利用して合わせれるように、取付られる部材に「合わせ線」をマーキンしておく。

●外周合わせ

二重板には、アイトレーサー切断とするパッドが多く、そうでない大型部材でも切断線以外にマーキンの必要がないのが一般なので、ラップと同じく重なり線(外周)を指示している。

 

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図2.3.21 二重板の取付位置

 

 

 

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