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写真2.2.3 NCマーキン

 

また、小骨の取付表示については、参考に、NC切断機による取付線+板逃の一筆書きを[写真2.2.3 NCマーキン]に掲げておく。取付線途中の山形折線の向きが板逃である。条材スロットの上の小骨の取付線は条材ウェブ側押さえフランジ向き板逃、開孔部補強小骨の取付線は開孔側押さえで反開孔側に板逃であることが分かる。小骨取付の隅肉溶接代寸法から取付位置が決まるのだから、ごく当然のことではある。

 

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図2.3.6 L付きFc.PL各タイプ

 

2.3.2 部材止まり位置と合マーク

部材相互の組付け位置決めについては、さきに[図1.3.2 「止まり」位置記入]と[図1.3.1 基準線記入]を比較しているが、ここでは位置合わせ全般につき、あらためて整理して説明しておこう。

 

1)端合わせ

[写真2.2.4 端合わせ]には、板材に取り付けられた2本の条材が見える。

上の条材は端部を板縁に合わせればよく、下に見える条材と、その端部BKT.の組付けもまた端部どうしを合わせればよい。

端合わせには、なんのマーキンもいらない。もっとも単純な合わせである。

 

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写真2.2.4 端合わせ

 

 

 

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