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調査種類別の調査終了案件の実現状況

 

調査を終了した全案件670件のうち431件が実施済・進行中に区分され、事業化率は64.3%と、調査結果の実現状況は良好と判断される。F/S、M/P + F/SおよびD/D調査といった調査の違いによるそれぞれの事業化率についてみると、D/D調査では案件全体の76.2%が実施済・進行中に区分されており、3種類の調査のなかではもっとも高い事業化率を示している。一方、F/SおよびM/P + F/S調査相互の間では、事業化率に大きな差は認められなかった。

次に、具体化準備中の案件数を比較すると、M/P + F/S調査では全案件数の28.9%であるのに対し、F/S調査では14.8%、D/D調査では19.0%であり、M/P + F/S調査に何らかの具体的行動を検討中の案件が多いことを示している。また、遅延・中断および中止・消滅の案件数を比較すると、F/S調査では全案件の20.9%が遅延・中断、中止・消滅案件で占められており、M/P + F/S調査の7.8%と比較して2倍以上になっている。

 

表3-21 調査種類別の実現状況(交付金分):鉱工業を除く。

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表3-28 「F/S調査等」の資金調達の内容(複数回答)

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* 複数回答のため、%の合計は100%を超える。

 

 

 

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