3.3 記事資料(プレスリリース)
越交通運輸省及び日本運輸省の協力により、1月20日(水)午前8時30分からハノイ市のホテル日航ハノイにおいて｢インドシナ東西回廊整備セミナー｣が開催された。セミナーの運営は越運輸戦略研究所(TDSI)及び日本運輸省の外郭団体である(社)海外運輸協力協会(JTCA)により行われた。
このセミナーはタイからカンボディア、ラオスを横断し、ヴィエトナムに至る東西回廊という輸送ルートの整備の現状と課題を紹介するとともに整備の方策、方向性について関係者が議論を行い、国際複合輸送システムの発展を促進しようとするものである。
JTCAの代表は昨年6月及び11月に関係4カ国に派遣した調査団の結果を発表し、関係4カ国の代表はそれぞれ自国内の現状と整備計画等について紹介した。
開会にあたっては、越交通運輸省グエン･ヴィエト･ティエン次官、JTCA 小和田 統 理事長及び在越日本大使館 高橋 邦夫 臨時代理大使が挨拶をし、東西回廊の整備の重要性を強調した。
セミナーには越側から交通運輸省ティエン次官、TDSIバウ所長のほか関係省庁から約50名、カンボディア、ラオス、タイの代表、在越3カ国大使館、世界銀行、アジア開発銀行、日本側からは大使館、国際協力事業団、在越民間企業から約30名が参加し、活発な意見交換のもと盛況裡に終了した。
セミナープログラム(参考)
日時:1月20日(水)8:30〜16:20
場所:ホテル日航ハノイ(富士の間)
主催:越交通運輸省、運輸開発戦略研究所(TDSI)、(社)海外運輸協力協会(JTCA)
後援:(財)日本船舶振興会(日本財団)
1. 開会
･ 越交通運輸省 グエン･ヴィエト･ティエン次官 挨拶
･ 海外運輸協力協会 小和田 統 理事長 挨拶
･ 在越日本大使館 高橋 邦夫 臨時代理大使 挨拶
2. セッション
(1) JTCA調査報告 (株)アルメック代表取締役 岩田 鎮夫
(2) ラオス代表報告 運輸交通･郵便･建設省 オーライ･ファドアンデス 計画技術部長
(3) カンボディア代表報告 公共事業省･チュルング･ソク･タラート 運輸インフラ担当次官補佐
(4) タイ代表報告 運輸省道路局計画部 ステント･グリエンプラティト 土木技師
(5) ヴィエトナム代表報告 運輸開発戦略研究所 チャン･クオック･チュエン 上席専門家
3. 質疑応答
4. 閉会
･ 越運輸開発戦略研究所 グエン･クアン･バウ 所長挨拶
