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(Briden)

どうも有り難うございましたケイトさん。今後の協力関係について述べて頂きましたが、さて他のパネリストの方にもお願いしたいと思います。皆さんの方で今の事に関しまして、何かご意見が、ここで是非コメントでも結構ですし、今のモランさんがおっしゃいました事について如何ですか?バークさんどうぞ。

 

(Burke)

私の方で深海掘削で印象を受けた事について申し上げたいと思います。皆さん御存知の事と思いますが、我々が非常に強調したいのは、他の我々自身のコメント以外の所に居る人々に対して影響を与えるという事は、やはりいろんな機会があると思うんです。1967年以来、科学者、サイエンティスト、特に若い科学者、海洋に行って一緒に例えば一ヶ月この仕事をすると、これは非常に重要な役割を果たしているんじゃなかと思います。こういう経験を通じて、既に強い国際的あるいは世界的な形で科学者達が一緒に協力する、operationするという事です。今迄、モランさんが説明したプログラムは、ユニークという事でなくても、非常に明確な形で今申し上げた若手の育成について、大変大きな貢献をした訳です。政府関係者あるいはその他の人達もこの活動の成功について関心を持っております。ですから、我々海洋界におきまして、特にこうした長期的な成功があるという事は誇りに思うべきでありますし、新しいJAMSTECの様なプログラムの策定、これは非常にスケールが大きいですが、この様な活動と言うものがさらに拡がるという事が非常に重要という風に思っています。

 

(Briden)

大変いいコメント有り難うございました。他にございますか?

それでは次に行きましょう。ちょっとこのdiscussionでこの先に進めて行きたいと思います。

 

水曜日にこのフォーラムが始まる前日ですが、沢山の人達がworkshopに参加致しました。そして地球掘削を考える上で非常に広い合意がそこで形成されました。という事は、これは単に深海掘削ではなくて、大陸掘削も含めていわゆる地球掘削という事ですね。このcross-crustalなsectionとか、あるいは湖沼の堆積物、氷床掘削も含めて言う広い意味での掘削ですが、このワークショップを通じて共通の見解が形成された訳です。そして、これは協力と言うものを拡げるという考え方でありました。ですから、ここでバーク氏にこの事についてちょっと説明して頂きたいのです。

 

(Burke)

(OHP-3)

2枚ございます。この活動報告をするために、2枚のOHPを使って説明致します。

(通訳の方にこれは回っていますから、お読み頂けると思いますよ。)

Briden議長が言われたように、非常に成功したworkshopだった訳です。で、この日本の2つの省庁が招くという事を通じて、この深海掘削を通じて、一日の非常に集中的なworkshopだったですが、一日の中で何か新しいものが形成されたと、インフォーマルには気付いていたけれども、これをフォーマルに表現するに値するのじゃないかと、特に一日の後で是非これをやりたかった、これは特に同意した訳ではありません。こういうアイディアが出来たという事です。これは我々が決めた事の中心点がここに置かれております。これでactionを取るという事ではないんです。我々がこういうものを決定したという事であります。また、色々異なるforumの中でこう言う意見、共通見解が出来たという事です。

この勧告ですが、workshopの主催者に対しての勧告という形で出されております。そして三つのstatementが有ります。先ず'配背'ですが、これは掘削というのは、はっきりとした技術を使えば多くの異なる地球システムの問題に対処出来るという事が書いてある訳なんです。これは皆さん全員にご理解頂けると思いますが、この2日間の色々なpresentationを通して知識が増えた思います。日本、そして海外からのspeakerの方の話に有りました。二番目は少し歴史経緯という事です。この掘削が様々な地球システムの中で、色々な形で開発されて来た事、非常に構成の取れたものもあります。例えばモランさんが先程言われた非常に構成の取れたきちんとしたものも有りますし、たった一つの掘削孔というのが造られて、ある疑問に答えようという様なprojectも有った訳です。

 

 

 

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