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パネルディスカッション

 

テーマ:「地球科学掘削をどう進めるか?」

コーディネーター:James C. Briden/英オックスフォード大学環境変動領域部長

 

パネリスト

国内

木下肇/海洋科学技術センター深海研究部長

末広潔/東京大学海洋研究所教授

浦辺徹郎/地質調査所首席研究官

東久美子/国立極地研究所助教授

 

海外

Kevin Burke/米ヒューストン大学教授

Rolf Emmermann/独地球科学研究センター(GFZ)所長

Kathryn Moran/JOI Director

 

(座長)パネルディスカッションに入りたいと思います。既にパネラーの方々お揃いでございますので、これから「地球科学掘削をどう進めるか?」という問題についてパネルディスカッションを始めて頂こうと思います。

 

向かって左側から、今日のパネルディスカッションのコーディネータを努めて頂きます。Prof. J. Briden、オックスフォード大学環境変動領域部長、もちろん御承知の通り、現在のODPのEXCOMのメンバーでもございます。それともう一つ私どもOD21の事前評価に於ける海外の研究者の立場からこのOD21につきましてreviewをして下さった方でございます。

 

その隣りの木下海洋科学技術センターの深海研究部長ですが、3年程前に東京大学地震研究所教授から当センターにおいで頂きまして非常に幅広い地球物理学の研究者であります。

 

それからKathryn Moranさんにつきましては、既ににご紹介があったかと思いますが、現在JOIのDirectorでございましてご専門はocean engineeringと伺っております。その前職はカナダのRedford Institute Oceanographyと言う事でございます。

 

その次に東京大学海洋研究所の末広教授でございます。末広教授は海底地震計などを駆使致しまして、地殻構造あるいは自然地震の研究を進めて来ておられますが、ODPの掘削が日本海の掘削孔を利用して地震計を埋める初めての試みをされた方でございます。

 

それからそのお隣りのRolf Emmermannさんは、先程講演を頂きました。その際にご紹介があったかと思います。

 

それから今度は向かって左側の方に参りまして、浦辺徹郎先生です。地質所調査所の主任研究官という事ですが、最近話題の熱水鉱床に関わるような地球科学をやっておられます。

 

それからKevin Burke先生、ヒューストン大学のDepartment of Geological SciencesのProfessorでございます。掘削の研究を含めまして、固体地球科学から氷河の問題、あるいは気候変動と、非常に福広く研究をされている方でございます。

 

 

 

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