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2.1.1.3 水中機器・計測機器関連

 

(1) マリンドリリングライザー

海底下をドリルパイプで掘り進むためには、地層破壊防止、ビット潤滑、ビット冷却等が必要となる。このため船上からの泥水循環が行われており、この泥水循環を実現するツールがマリンドリリングライザーである。

近年、石油掘削をより深い大水深の地層に求める傾向があり、これに呼応する様に、ライザーもより深い水深で使える荷重レベルのものが市場に出てきていた。実際に適用可能かは適用海域の海象条件等の条件で検討が必要だが、今回、数社がライザーコネクタの物の展示及びパネルの展示等を行っていたので、これらの写真を下記に示す。

 

(a) STEWART & STEVENSON社製ライザーコネクター

コネクタータイプ:フランジタイプ

荷重レベル:3.5MILLION POUND

付属管:

チョーク/キルライン×2

ブースターライン×1

油圧ライン×2

 

016-1.gif016-2.gif
ライザーコネクター同左寸法図

 

(b) CAMERON杜のライザーシステム展示パネル

このパネルには、コネクターは2.5million lbsから5million lbsまで適用可能であると書かれていたが、5million lbsは設計のみ。

 

 

 

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