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4 半ドーム建家の試案

4.1概要

 建造ドックをカバーするために、柱、はりが固定されたものをドーム建家と称しているので、移動式の建家をここでは半ドーム建家と称する。 ここでは下図のタイプ1-A、タイプ2-A、タイプ3-Aについて試案する。
 ・タイプ1-Aは、ドーム式建家のケース2に該当するタイプ。外壁を設けた固定柱の上に、建家全長を覆うことが出来る移動式屋根を載せ たもので、船台への組込ブロックの製作は建家内で出来る。ドックヘの吊りこみは外部のジブクレーンを使う。
 ・タイプ2は高さGL+5.Omの固定柱の上に、壁付の移動式山形フレームを載せたもの。外で組立てたブロックをジブクレーンでドックへ吊りこむ。 屋根の長さは30m×2=60mとしたもの。
 ・タイプ3は地上のレール上を壁付の移動式山形フレームを載せたもの。
 屋根の長さは30mとしたもの。





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