財団法人日本太鼓連盟の「第2回日本太鼓全国講習会」が全九州太鼓連合脇元勝巳副会長の地元鹿児島県において開催できますことは、九州7県の会長共々大変喜ばしく、また光栄に思っております。
九州は、全国に先がけて7県が一つのブロックとなり、全九州太鼓連合として多くの事業を実施しております。法人化前の平成8年に全国から51団体が集い実施しました「第20回全日本太鼓フェスティバル・イン・宮崎」は、九州全県が一丸となって取り組み大成功のうちに終了いたしました。この成果により、開催した宮崎県の加盟団体は当時の13団体から一挙に増加し、今や39団体となっております。
今回の講習会は、鹿児島県を中心に全九州が総力を結集し、会場の選定や、受講者の受入、太鼓の準備に至るまで、各県から担当者が集まって受け入れ体制を検討しながら今日を迎えております。また、九州加盟の117団体の会員の方たちにとっても財団法人になった日本太鼓連盟の事業に直接ふれあうことの出来る大変良い機会であります。
日本を代表する講師の皆様からご指導願いますことは、めったに無いことであります。各講座の全てを身につけて、各チームや個人のレベルアップにつなげていただければ、関係者の苦労も報われることと思います。
最後に、「第2回日本太鼓全国講習会」の開催に際し、ご支援いただいた文化庁、日本財団、(財)日本音楽財団、鹿児島県文化振興財団はじめ多くの関係団体の皆様に心よりお礼申し上げます。また、遠く九州の地にご足労いただきました講師の皆様方に感謝申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。