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模範演技

 

御陣乗太鼓(ごじんじょうたいこ) (石川県)

御陣乗太鼓は、1576年、越後の上杉謙信が奥能登平定のため石川県能登半島にある名舟村に押し寄せて来たときに、その攻撃から村を守ったという由来のある太鼓です。郷土防衛の一念に燃える村人達は、古老の指示に従って、夜陰に乗じて樹の度の仮面を被り、海藻で作った髪をふりみだし、上杉勢に攻め入りました。

上杉勢は、思いもやらぬ陣太鼓と奇怪きわまる怪物の夜襲に周章狼狽し、逃げまどいました。御陣乗太鼓はその際に打ち鳴らされたものと伝えられております。

1961年に輪島市、1963年石川県のそれぞれ無形文化財に指定されました。

 

橘太鼓響座(たちばなだいこひびきざ) (宮崎県) 演奏曲 ひむか若衆(わかしゅう)・大太鼓響打(おおだいこひびきう)ち

古来より、日本の音、文化の魂として鳴り響き続けている和太鼓。いま、日向の国の若者たちが故郷宮崎の自然や歴史・文化・人の心などを太鼓の音に託し、力強い鼓動を伝える。

それは、大地に降り注ぐ太陽の音、それは青く澄み渡る大海原のつぶやき、そしてそれは彼方に聞こえる古の調。橘太鼓「響座」は、平成の新しい歴史を築き上げようと、橘の町から日向の鼓動を打ち鳴らす。

 

協力団体

 

式典演奏 金沢高等学校吹奏楽部

プラカード ボーイスカウト川北第一・二団

特別演奏 川北保育所・つばき保育所

 

 

 

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