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オ.レジャー

1996年度に運輸省・水産庁・建設省により実施されたプレジャーボート全国実態調査結果によれば、実態調査にて確認できたプレジャーボート総数は20.8万隻であり、そのうちクルーザーヨットが1.3万隻、ディンギーヨットが1.2万隻、大型モーターボートが3.6万隻、小型モーターボートが14.7万隻とのことである。そこで本調査では日本のプレジャーボート隻数を20万隻とし、さらに定格出力、年間稼動時間、平均稼働率を以下のように設定し燃料消費量を算出した。

平均的な定格出力:50PS

年間の稼働日数:25日(2週間に約1日)

(社)日本マリーナ協会「マリーナ利用者の実態調査報告書」(昭和51年3月)によれば、モーターボート利用者の年間乗船日数は平均26日とされている。

年間稼動時間:25日×2時間=50時間/年

平均負荷率:80%

平均燃料消費量:180g/PShとして

∴年間の1隻あたりの燃料消費量は、360kg/年/隻

プレジャーボート全体による燃料消費量

=20万隻×360kg/年/隻=72(103t/年)

 

 

 

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