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ア. 延焼遮断帯の設定

延焼防止性能の評価を行う上で、まず、行うべきこととして、延焼遮断帯の設定を行う必要があります。

ここでは、既存の道路、河川、鉄道等から幅員等の条件に見合ったものを抽出することにより、延焼遮断帯を設定することができます。

 

<表示画面について>

延焼遮断帯の設定についての以下の抽出条件による表示結果を図6にお示します。

・幅員12mの道路から構成される延焼遮断帯(図6参照)

 

イ. 延焼遮断帯の評価

アで設定した延焼遮断帯について、延焼を防止する効果が十分発揮されるかを評価します。評価結果としては延焼遮断帯によって囲まれた地区ごとに色分けされます。

 

<パラメータの設定について>

以下の2つのパラメータを設定することにより延焼遮断帯の評価計算が行われます。

a:延焼遮断帯の幅員(延焼を遮断するのに十分な幅員)

b:延焼遮断帯周辺地域の不燃化率(延焼を遮断するのに十分な周辺地域の不燃化率)

 

<表示画面について>

図6で設定した延焼遮断帯をもとに、以下のパラメータの条件で評価した際の表示結果を図7にお示します。

・a=15m、b=70%(図7参照)

 

 

 

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