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わかりやすい活動を

山崎 武さん 57歳 埼玉県

貴『さぁ、言おう』を2〜3回読みました。「福祉」が大切であることは、やがて自分も他人のお世話になるであろうと考えると、十分に理解しているつもりです。

しかし、貴機関誌を読んでみて、貴財団が「福祉」についていったいどうあろうと考えているのか、もうひとつわかりにくいように思います。私自身も「福祉」のあるべき姿がどうなのかはわかっていませんが、シルバーシートを元気な若者が占領しているような社会は、やはり変えなくてはいけないと思います。

貴財団も、もう少しわかりやすい動きをされてはいかがでしょうか?

 

(編)貴重なご意見をありがとうございました。さわやか福祉財団では任意団体として活動をはじめて以来、"市民の立場からの市民によるふれあいの社会づくり"をめざして、そのための仕組みづくりを一貫して行ってきました。具体的には、主に高齢者の立場から、たとえ一人になっても安心して住み慣れた地域で心豊かに暮らせる社会を目標に、市民がボランティアで支えあうシステムづくりのために多方面への働きかけをみなさまのご支援のもとに行っています。そのための対象が行政から企業・組合、学校、あるいは地域で直接福祉活動を行っているみなさま、逆に利用される立場のみなさまなど地域社会に暮らす市民の方々すべてとなり、結果として、表面的にはさまざまに異なってみえる事業と映るかもしれません。

当財団のような活動をする団体は、中間支援団体といわれ、その存在や活動が直接的に見えにくいのは確かですが、ご指摘をもとに、少しでもわかりやすくお伝えできるよう、さらに努力してまいります。なお財団の活動をお伝えする機関誌としては、「活動報告ニュース&にゅーす」の付録版を季刊でお届けしていますので、ぜひそちらをご覧ください。どうぞこれからも疑問、ご意見などございましたら、お待ちしております。

 

 

 

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