国際観光客到着数のマーケットシェア
■ 世界第1位の旅行目的地としての欧州の地位は不動であるが、欧州への国際観光客到着数が世界全体に占めるシェアは、1975年から97年までの間に10.2ポイント減少した。第2位には大差で米州が続く(97年のシェアは19.4%で75年から3.1ポイントの減少)。1975年から国際観光客到着数のシェアが増えた地域の中で、特に伸び率が高いのは東アジア・太平洋地域であった。1975年から10.8ポイント上昇し、97年のシェアは14.7%となった。アフリカは1.7ポイント増え、3.8%とした。中東は1.6%から2.4%へわずかながら上昇し、南アジアは変化がなかった。
世界の国際観光客到着数シェア(1975年と97年の比較)
PER CENT SHARE OF WORLD ARRIVALS 1975 AND 1997