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「地上疑似衛星を用いた精密進入援助システムの開発」報告書

 事業名 航空保安技術に関する開発調査
 団体名 航空振興財団 注目度注目度5


まえがき

 

国際航空機関(ICAO)が推進中の次世代航空保安システムにおいてはGPS衛星を核とした航法が推進されている。一方、航空機の航法においては高い安全性を確保するために、その航法要件である完全性、精度及び利用性/継続性に対して厳しい性能が要求されている。GPSは単独航法としては前述の民間航空機の航法要件を十分に達成出来ないため、それを満足させるための補強システムがGNSS(Global Navigation Satellite System)である。

特に、航空機の精密進入着陸運航用のGNSSはGBAS(Ground Based Augmentation System)と呼ばれており、カテゴリーIレベルの精密進入の国際技術標準は、1999年4月にICAOにて審議承認される予定である。

更に高カテゴリーの精密進入にはカテゴリーΙ精密進入に比べさらに高い航法要件性能が要求され、その達成には空港に設置した疑似GPS衛星と言うべきシュードライト(Pseudolite)の適用が有望な方法として検討されている。なお、ICAOにおけるカテゴリーII/IIIの国際技術標準の作成と承認には、ICAOにおいて今後数年間の審議がなされるものと考える。

本研究開発の目的は、シュードライトの開発及びその性能の評価・検証を行うものである。さらにその開発結果は今後ICAOで審議される高カテゴリー精密進入の国際技術標準作成の評価・検証情報としてICAOに提出し、技術基準作成促進の上で国際貢献を行うことが期待されている。

今年度は、シュードライトのシステム設計、基本設計及びハードウェアの一部製造を実施した。本報告書は、今年度の成果をとりまとめたものである。

次年度以降については、シュードライトシステム全体の製造及びその機能と性能の評価・検証を行う。

 

平成11年3月

(財)航空振興財団

地上疑似衛星を用いた精密進入援助システムの開発委員会

委員長 水町 守志

 

 

 

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更新日: 2008年11月22日

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