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「リアルタイム空地データリンクの研究」調査研究報告書

 事業名 航空保安技術に関する開発調査
 団体名 航空振興財団 注目度注目度5


4.3.1 ユニークワードの処理

 

(1) 複数のユニークワード

VDLシステムは、バーストと雑音を分離するとともに、同期確立のため、特殊なシンボル列(ビット列)からなるユニークワードをバーストの先頭に付加している。ユニークワードはランプアップ・シーケンスの後に付加されている。モード2のユニークワードは1種類であるが、モード3においては以下の4種類のユニークワードが使用され、これらを分離する必要がある。

ユニークワードを複数使用する目的は、M、H、V/Dバースト識別の短縮とダウンリンク、アップリンクの混信低減にあると考えられる。図4.3.1-1にユニークワードの種類とメッセージとの関係を示す。MバーストとV/Dバーストを時間的タイミングで分離すれば、地上装置は、Mバーストの検出タイミングにおいて3種類のユニークワードを分離するでけでよい。一方、機上装置はS2*のみを検出すればよい。本設計では、同期タイミングを検出する場合や、同期はずれが発生した場合を考慮し、4種類すべてを検出する方法を検討した。

以下に検出すべきモード3のユニークワードのビット列を示す。

 

074-1.gif

 

S1とS1*、S2とS2*はビット列は互いに相関がない。しかし、シンボルの位相列は、最初の1シンボルを除いて共役の関係にある。すなわちシンボルの差動位相が180度反転している。この様子を図4.3.1-2に示す。

 

 

 

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更新日: 2008年11月22日

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