日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

自治だより No.125

 事業名 地方自治情報啓発研究
 団体名 自治総合センター 注目度注目度5


インターネット等の最新技術は都市部では自然に浸透するが、山村では誰かが動かなければ何も変化しないとの考えから、村がきっかけ作り及びレール作りをし、村の外部と住民、行政と住民、住民と住民のコミュニケーションの場を住民に提供したわけですが、外部との交流が盛んになることで、これまで地域の内部へと偏りがちであった住民の視線を外部へ向けることが出来るようになり、また、行政と住民の交流が盛んになることで、村役場で管理している情報を多くの住民に迅速に伝えたり、住民が必要としているサービスの把握や提供が容易にできることと、行政サービスの高度化を図ることが可能になりました。さらに、住民同士のコミュニケーションルーツを提供することで、農業や生活等に関する情報交換や高齢者の交流が離れた集落からも可能となると同時に、住民自身が村の在り方や将来について意見を出し合うこともできるようになりました。

村では、こうした変化が刺激となり、住民の生活が積極的になったり村や自分に対して誇りを持つきっかけになれば、住民の意識改革による村の活性化や魅力的な村づくりが実現できると考えており、更に住民の得られる情報を増やし、住民が多くの選択肢を持てるようにする環境づくりをこの情報化に託しています。

本事業は初期段階でありますが、これまでの取り組みの中で村にいくつかの変化が生じてきています。

第一に、Uターン、Iターンの希望を含む、外部からのコンタクトが増加し、電子メールによるホームページヘの反応、マスコミや研究者等の取材を始めとし、ホームページを見て実際に観光に訪れる人やボランティアなど、ネットワーク上に止まらず交流が広がっており、また、村の中においても、これまで交流の少なかった祖父母と孫世代の会話が増加しています。

第ニに、これまで「受け身がちであった住民」が、村がマスコミに取り上げられることによって外部の人との交流に慣れ、積極的に意見を発言する場面が見られるようになってきました。これまでは生業である農業や観光関連のサービス業が中心であったが、より外部に目が向くようにもなっています。

第三に、本事業を進めていくうちに住民と役場の距離が短くなっているように感じられ、同時に住民、特に若者の村に対する思いが変化しつつあり、村に誇りを持つようになってきました。これまで、「早く村を出たいと思う若者が多かった」が、本事業により地域の「心おこし」が少しずつ進んできたような気がします。山田村の情報化事業はまだ始まったばかりであるが、「いつでも、どこでも、誰でもが思いついたものを実現できる村」を目指し、ゆっくりであっても着実に、住民全員が参加する形で取り組んでいきたいと考えています。

 

010-1.jpg

情報化への始まり ―住民へのパソコン講習―

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら
競艇の収益金はあなたの街でこのように使われています



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
2,983位
(24,541成果物中)

成果物アクセス数
1,012

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2008年11月29日

関連する他の成果物

1.ふるさと環境シンポジウム報告書「豊かな環境づくり大阪府民の集い」
2.ふるさとみやざき環境シンポジウム報告書「森からの贈り物」
3.地方分権推進フォーラム’98 in“とっとり”
4.地方分権推進フォーラム 徳島in’98
5.自治だより No.126
6.自治だより No.127
7.自治だより No.128
8.自治だより No.129
9.自治だより No.130
10.地方自治アニメーションビデオシリーズNo.6「がんばれ地方行革」
11.The Local Administrative System in Japan
12.中央政府の査定・評価報告書
13.歴史的遺産・伝統文化(伝説・神話等)の活用による地域おこし懇談会報告書
14.大都市行政制度に関する調査研究報告書
15.分権型社会に対応した地方税制のあり方に関する調査研究報告書
16.「地方自治情報啓発研究」の報告書
17.ホールにおける市民参加型事業に関する調査研究
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から