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48. 高橋弘直家住宅 (大門屋) 元町9-22

主屋規模(間) 5.5×6.5 切妻造・瓦葺 明治32年大火後

軒形式 登梁 庇形式 瓦葺

 

当家は屋号を大門屋と称し、呉服商を営んでいる。そのため外観は、商売用にショウウィンドーを通りに面して設けているが、町並にあわせ下屋内に収め、2階に格子を取付けるなど景観への配慮を見せている。これにより大野の景観賞を平成9年に受賞している。室内は商品展示のギャラリーとして大きく開放され、構造を見ることができ、町家の構造を理解する上で逆に貴重な建物である。敷地北側に大正13年建設の鉄筋コンクリート造の蔵があり、初期のコンクリート造建築としても貴重なものである。

 

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