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41. 西川善蔵家住宅 元町2-10

主屋規模(間) 4×6 切妻造・瓦葺 大正15年

軒形式 登梁 庇形式 金属板葺

 

当家は明治17年に現在地に移転してきて、呉服商を営む。建物は右隣の建物と比べてやや階高が高く、正面が1階・2階ともすべてガラス戸やガラス窓となり、開放的な外観をみせる。しかし、内側に蔀戸が現在も残されていて、新しく改造されていることがわかる。1階は2間半奥行半間を土間の土間を入口とし、奥行3間を板張りの店、その奥に4畳、8畳座敷、4.5畳等の諸室を置く。また、水回関係の諸室を奥に続く渡り廊下部分に配置する。2階は東側1間半を物置、西側2間半を6畳、8畳、8畳の部屋を置く。

 

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