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20. 玉村田鶴子家住宅 本町1-7

主屋規模(間) 4×7 切妻造・瓦葺

軒形式 登梁 庇形式 金属板葺

 

玉村家の主屋は、築後105年といわれており、明治32年の大火前後の建物となる。この頃としてはやや高めの外観をみせ、正面右側の庇を取り込んで部屋としている。内部は道路側2間が改造され、天井の梁から一室の可能性が考えられる。北側1間半は水屋などに使用されており、土間であったと見られる部分で、この南側に座敷などを置く。座敷は昭和5から7年のものといわれる。敷地奥に座敷と同じ頃の梁間3間桁行4間の土蔵1棟があり、以前は座敷として使用していたとのことである。

 

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