位置 集落中央、小脇十二社から少し南の杉木立に囲まれた小高いところに位置する。
配置 十二社境内から南に林を抜けると、西に面する堂がある。
祭神 正観世音菩薩。
祭礼日 8月26日・27日
堂 堂は一室で、内部奥には観音像がまつられている。
石造物 敷地内には地蔵1体と墓1基がある。
備考 観音像は川西町伊勢平治の観音像の姉にあたるものといわれている。祭りは同集落の十二社と一緒に行われる。集落の人、数名が正月に訪れる程度だという。
25 小脇不動堂
位置 集落の南西、南北に流れる渋海川にかかる天王橋の南、山の麓の民家敷地内にある。
配置 敷地北の道路からまっすぐ進むと右手に堂が東面してある。
祭神 不動様。
祭礼日 なし。
堂 堂は一室で、内部奥には左から不動様、普賢様、大日如来、陽石がまつられている。
備考 小脇集落の石沢家の屋敷神である。昔は不動堂の付近が松代町の荒瀬集落に属していたため、そのお宮様でもあった。現在では石沢家が不在のため、この堂付近の3件が管理を行っている。集落の人々は正月にお参りをする程度という。