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図1 1860年〜1949年平均、年平均海面水温分布図(上)、および観測数密度分布図(下)。水温は摂氏で、等温線は2度間隔で描かれている。観測数密度はその常用対数を取ったものを表示している。

 

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図2 1860年〜1949年平均、年平均風ベクトル分布図。ベクトルの長さは風速に比例。中国大陸上に描かれている矢印は風速5m/sを表している。

 

海面水温分布図(図1上)をみると、低緯度西部の水温28度以上の暖水域、東部赤道沿いの冷水舌がよく分かる。また中緯度で水温南北傾度が大きくなっており、特に西部海域で水温傾度が大きくなっている様子も見られる。

風ベクトルの分布では、偏西風域、貿易風域、熱帯収束帯などがよく分かる。全体としては北半球の寒候期の風系を反映している。

 

 

 

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