2.5 観測装置の動作確認
平成11年1月11日の東京港から1月12日の神戸港への航海期間を利用して次の試験を実施し、観測装置の動作が正常であること確認をした。実施した試験は、平衡器通水試験、海水ラインリーク試験、ガスラインリーク試験である。またNDIR検出器ゼロスパン調整、二酸化炭素濃度検量線の2次回帰の妥当性を確認し、標準ガスが正常に測定できることを確認した。
二酸化炭素測定の検量線の確認については図2.5-1に示す。アナログチャートのレスポンスを確認したところ図2.5-2の出力に示すような良好な結果を得た。
二酸化炭素測定装置の測定結果は表2.5-1に示すデータフォーマットで保存記録されていることを確認した。
水温塩分測定装置の測定結果は表2.5-2に示すデータフォーマットで保存記録されていることを確認した。