水温塩分測定装置をエアコンユニットルームに設置し、調整後通水試験、海水ラインリーク試験を実施して正常に動作することを確認した。位置データのGPSデータ取込確認とともに水温塩分データ取得についての電子媒体への記録を確認した。
平成11年1月23日に船底水温測定装置を機関室第5甲板左舷側に設置した。シーチェスト外壁に温度センサーを断熱処理をして取り付けた。温度センサーの動作についても正常であることを確認した。
1.5.4 観測の実施
平成11月1月23日東京港大井埠頭乗船出港後、観測を「ありげーたーりばてい」080E次航海の東京〜パナマ間において実施した。なお本船は平成11年2月9日マンザニーロ(パナマ)に入港した。観測項目は大気・海水二酸化炭素濃度、水温、塩分を測定した。航海中に塩分測定装置の測定精度確認のため塩分測定試料を19検体採取し、日本に帰港後回収し測定を実施した。
1.5.5 委員会の開催
委員会は3回開催し、審議・検討を下記のとおり実施した。
第1回 平成10年10月29日
議題 事業の概要
船の選定について
観測システムの概要
今後のスケジュール
第2回 平成11年1月23日
議題 「ありげーたーりばてい」見学と観測装置の設置状況確認
第3回 平成11年2月25日
議題 平成10年度事業実施状況
平成11年度事業計画(案)