2.1.6 バス交通
新潟市内のバス乗車人員は減少傾向にあり、特に新潟市と周辺地区を連絡する郊外線の減少が顕著である。
新潟市内におけるバス乗車人員を市内線、近郊線、郊外線について平成元年から平成9年について整理した。市内線についてみると、平成元年の2,496万人から平成3年にかけて増加しており、平成3年の2,663万人をピークとして平成9年の2,227万人まで減少傾向にある。指数でみると平成元年基準では、平成9年は0.89であるが、ピークの平成3年を基準にすると0.84となる。最も利用者数が多い近郊線についてみると、平成元年から減少傾向にあり、平成9年は約3割減少している。最も利用者数が少ない郊外線は、3種類のうちで最も減少程度が大きい。