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(1)パークアンドバスライド成立地域の条件

パークアンドバスライドの成立しやすい条件として、次の9点が挙げられる。

 

1] 出発地が低密に分布している

居住地等出発地が都心部等目的地から離れており、低密に広がっている。

2] 効率的なバス路線の設定が難しく、マイカーに依存した出発地

そのため、居住地等出発地では、バス路線やバス停を効率的に設定することが難しく、マイカー利用が多くなっている。

3] 目的地や目的地までの経路で道路混雑が発生

マイカー利用が多いため、市街地から目的地までの経路上の幹線道路において混雑が著しくなっている。

4] 駐車場が目的地から比較的離れている

バス乗車区間が短いと、バス乗り換えに対して抵抗感が増すと考えられることから、パークアンドバスライド駐車場と都心部等の目的地の距離は近すぎないことが重要である。但し、市内均一運賃区間が適用されている場合には、均一運賃区間の境界から駐車場があまり外側に離れてしまうと、バス運賃が高くなり利用者が見込めない恐れがあるので、注意が必要である。

5] 駐車場は道路混雑区間の手前

道路混雑区間よりも手前に駐車場を確保できる。

6] バス走行空間を確保できる

バスが道路混雑に巻き込まれずに済む、走行空間がある。

7] コンパクトな目的地

目的地がコンパクトにまとまっていて、バスを下車した後にあまり歩かなくても済む。

8] 駐車難の目的地

目的地にマイカーで行って、駐車するのが難しい。  (駐車料金が高い、駐車スペース不足等)

9] パークアンドバスライドのトータルのサービス水準を高く設定できる

パークアンドバスライドがマイカーや鉄道と比較して、所要時間や料金、運行頻度などを含めたトータルのサービス水準で優位となるように設定できることが重要である。

 

 

 

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