2-5 善光寺御開帳 直通シャトルバス
[駐車場] 市内3ヶ所
[実施主体] 善光寺及び市街地周辺交通渋滞対策実行委員会
本事例におけるポイント
★バス乗車の付加価値向上策(車内での観光ガイド等)
対象とする交通(目的) 観光・イベント
導入
導入年月日 平成3年4月7日〜5月26日の日・祝日(12日間)
平成9年4月20日、27日〜
導入経緯 【 計画策定 → 導入】
長野市の代表的な観光施設である善光寺付近は、マイカー普及以前の狭くて交錯した道路網がそのまま残っている。このため通常の観光シーズンでもピーク時にはかなりの渋滞が発生していた。
善光寺で、8年に1度行われる御開帳の行事の期間中は、通常より多い参拝者を集め、渋滞も著しくなるため、一般市民の生活に影響や、観光客に与えるイメージダウンも危惧される状況であった。
そこで、平成3年の御開帳交通対策にあたって、マイカーの増加によるかなり顕著な渋滞が予測され、加えて、善光寺隣接地に東山魁夷館が開館し、かなりの人が来館するものと予想されたため、交通渋滞緩和対策について試行等を実施し、その状況を検討しながら、善光寺および東山魁夷館周辺の通行規制や一方通行規制とパークアンドバスライドの実施に至った。
また、平成3年の実績を受け、平成9年の御開帳でも、同様のシステムを実施した。
