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3. 松山港地域におけるガイドラインの検討

 

(1)基本的な考え方

松山港背後地域を発着地とする貨物の松山港地域の利用促進を図るには、利用者の利用港湾、輸送モード等の選択肢の中で松山港地域の存在価値、利用価値を高め、荷主業界、陸運業界といった利用者の松山港地域の物流機能に対する評価を高めていくことが重要である。

松山港地域の物流機能、およびそれら機能を活用した物流システムの評価を形成する要素としては、現状システムの問題点抽出でも示した「経済性」、「効率性」、「利便性」の3つの要素(問題点抽出の視点でもある)が考えらる。したがって、これらの視点から抽出した「現状の物流機能に係わる問題点(既存機能の強化を含む)への対応」というスタンスから松山港地域における機能拡充の方向性について検討を行う。

 

図表3-3 機能拡充の方向性を考える視点

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