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6 急発進、急加速、急ブレーキをやめ、適切な車間距離をとる。

乗用車では、急発進を10回繰り返すとガソリン170cc、急加速を10回繰り返すとガソリン110ccが無駄になります。ディーゼル車では、急発進はなめらかな発進・加速の場合に比べて、燃料が約15%無駄になります。

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7 マニュアル車は早めにシフトアップする。

エンジンを高速回転で使うほど二酸化炭素や窒素酸化物の排出量が増大します。アクセルをいっぱい踏み込んで低速ギアで引っ張る運転は避けて、早めにシフトアップすることが大切です。

 

8 渋滞などをまねくことから、違法駐車はしない。

違法駐車は交通渋滞をもたらし余分な排出ガスを出させる原因となります。平均車速が時速40kmから時速20kmに落ちると、燃費は約40〜50%悪化すると言われています。

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9 エアコンの使用は控えめにする。

エアコン使用時はエンジンの回転数が高くなるため、結果として燃料の使用量が増加します。まめに適切な温度に調節することが重要です。

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10 マイカーの利用者は、相乗りに努める。また、公共交通機関が利用可能な場合には、できる限り公共交通機関を利用する。

交通機関が一人の人を1km運ぶ際に排出する二酸化炭素量は、鉄道を1とすると、自家用乗用車は9.5、路線バスは4であり、自動車利用者が可能な限りバスや電車の公共交通機関を利用することが地球環境に配慮した交通マナーです。

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