日本でもそういうような観点からのまちづくりに、そろそろ本腰を入れるべきだろうし、今日ここをお出になった時に是非見て頂きたいのが、浜松の中心市街地でモール化が進められようとしている、こういうまちづくりなんだろうと思います。そういう時に先程スライドでちょっとお見せしましたが、公共交通なり、そういう交通手段自体がまちの軸になっていくような交通整備をどんどんして頂きたいと思います。先程のデンバーの例でも申し上げましたけど、「まちの中心はあの道だ」と。そこに行けば必ずバスが走っていると。しかもそれは誰でも乗れるようなバスだと。そういう所であれば当然、歩道とバスの段差もきっと0になっているでしょう。そういったようなもので、誰でもまちを歩けるというようなまちづくりが進んでいけば、我々が今まで知らなかった世界が開けるのではないか、という気がいたします。そのための課題は一杯あるといろいろな方からご指摘頂きましたけども、非常に良いご意見を頂きました。一歩ずつ前進していくというのは、大事でございますので、今日のセミナーもその前進のためのきっかけになれば良いなと思って、伺った次第でございます。
ほぼ時間となってまいりました。是非今日、このセミナーの後、浜松の町の中をいろいろ歩いて頂いて、このセミナーの復習をして頂きたいと思います。
どうも長い間ありがとうございました。