このような視点で行くと、例えばノンステップバスのような、まさに誰もが使えるバス。「障害をお持ちの方でも高齢者の方でも、街に来やすいですよ」、こういうような仕組みが例えば中心市街地に用意されるのであれば、これはかなり状況の転換を期待できるんじゃないかというふうに考えています。私として、そのノンステップバス等乗りやすいバスに期待するのは、まさにこういう点でございます。
2) 浜松のまちづくりと公共交通整備の歩み
今まで私見を中心に一般論をお話ししましたので、これから少し具体的なお話しをします。まずですね、私の演題が浜松のお話しですので、浜松のことを若干ご紹介したいと思います。本当のご紹介は、後ほどのパネルディスカッションの方で、市の方と遠州鉄道さんでやって頂きますので、私は外からこういう所を凄いと思っているということを、野次馬的にちょっとご紹介をしたいと思います。
浜松市さんはですね、あるいは遠州鉄道さん、あるいは警察の方もそうですけど、バスの活性化に関してやれることは、何でもやっていらっしゃるんですね。それを今全国の皆さん、全国から来ていらっしゃる皆さんに、まず私からご紹介いたします。
これ凧上げ対策なんですね。ご存じの方も多いかもしれませんが、ここに遠州灘という海があって、ここで毎年ゴールデンウィークに、もの凄い凧上げ大会をやります。会期は3日間で200万人はいらっしゃるそうなんですけれど。その時のパークアンドライドも随分と前からやっていらっしゃいます。ここに1300台分の駐車場を作って、シャトルバスで運ぶということをやってます。パークアンドライドなんていうものを、皆が言い出す遥か前からやっていらっしゃいます(図I-1)。