3.MIRCが扱うデータ・情報
以上のような立場から、MIRCが対象とするデータ・情報の範囲は、JODCが保有・管理している全ての項目を扱うことを原則としており、それには
水温・塩分等
海流
潮汐・潮流
波浪
水深・地質等
海洋汚染・海洋科学
海洋生物
等が含まれる。MIRCでは、基礎的な環境整備に加えて、初年度から水温・塩分等の基礎的な緒量の品質管理プログラムの開発、メタデータ(属性データ)の基本設計を開始したが、1998年度にはマルチビーム音響測深機により取得され水深データに関する品質管理プログラムの開発を開始したが、順次各項目についての作業を進めて行く予定である。また1998年度からJODCにおいても水路部において解析した若干の衛星観測資料の収集・保管を始めるので、MIRCとしても関連した画像表示ソフトの開発を行なった。
4.組織・推進委員会
MIRCの組織としては、所長以下、業務企画部門、研究開発部門、情報提供部門(海洋情報室)の3つの部門が設けられている。1998年4月以降のスタッフは次のとおりである。
所長:永田豊
業務企画部門
業務企画部長:岡田貢
業務課長:鈴木進
事務補佐員:溝上直美
研究開発部門
研究開発部長:岩田静夫
主任研究員:矢野雄幸
主任研究員:鈴木亨
研究員:赤木登
研究員:小熊幸子
情報提供部門(海洋情報室)
企画課長:吉田昭三