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船舶観測データの集積・伝送システムの開発 その3

 事業名 海洋観測データの集積・伝送に関する研究開発
 団体名 日本水路協会  


7]インマルサットAの着信しない原因について

インマルサットAは後日、日本無線(株)にて通信実験を行った。調査結果によると、モデムの標準の通信規格V.42bisで使用すると船舶から陸上方向へのデータ通信では8割程度で接続できるが陸から船舶方向で接続するとほぼ10割で船舶側のモデムが着信後直ぐに回線切断される。

実験を繰り返した結果、端末速度(DTE)を19.2kbps、モデムのプロトコルをV32bis、回線速度下限4.8kbps、上限を9.6kbps、オートリライアブルモードで使用すると双方向で回線速度9.6kbpsで常時安定してデータ伝送が行えた。またデータ通信を行う場合には、インマルサットAをウィズアウトコンパンダーに設定して通信を行うと安定してファイル転送できることも判明した。

 

3.3.6 海上、陸上試験結果によって得られた設定条件

 

本研究で得られた衛星回線によるデータ通信についての設定方法、注意事項等を以下に述べる。

 

(1)Nスター通信設定

Nスター衛星回線を使用したデータ通信では以下に示す条件を考慮する必要がある。

 

1]モデムの条件

・データ発信時に「トーン検出なし」の設定が可能であること。

・キャリア待ち時間(S7レジスター)を最低50秒以上に設定できるもの。

・MNPクラス4/クラス5/クラス10、V.42/V.42bisに対応できるもの。

・モデムのエラー訂正モードをV.42bisに設定すること。

・端末速度(DTE)の最高レートを19.2kbpsで使用すること。

・回線の最高速度を4.8kbps、最低速度を2.4kbpsに設定すること。

 

2]データ通信時の条件

・Nスターインターフェースとモデムを接続する場合にはネットワークコントールユニット(NCU)を使用する。

・データ通信を行うにあたりNスターインターフェースでデータ通信ができるように設定する。(コマンドを使用してMNPを設定する)

・無通信状態になった場合は自動的にプログラムで回線切断できるようにする。

(モデムのATコマンドを使用して設定可能なものもある)

 

 

 

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更新日: 2020年9月26日

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