日本財団 図書館


舞 鶴 港

(海図1167、水路参考図H-162)

(特定港、開港、検疫港、出入国港、国内産業の開発上特に重要な港湾)

深く湾入する天然の良港で、戸島付近を境にして通称西側が西港、東側が東港と呼ばれている。

舞鶴市は日本海西部有数の港湾都市で、城下町として発展してきた西舞鶴と旧軍港都市として開けた東舞鶴の市街地をそれらの間の山脈が隔てている。

気象

冬季の北西季節風は山に遮られて港内への影響は少ない。12月〜翌年2月は毎月の降水日数が17〜20日前後で、春になると天気は良くなり4月及び5月は1年中で最も雨が少ない。

海象

この港には16分、75分、90分などを周期とする顕著な潮汐副振動があり、暴風の際には昇降が90cmに達することがある。

錨地

底質は概ね泥で錨かきは良<、どこも好錨地。避泊は第3区にするよう海上保安部では特に指導している。

補給

結油船もあり、各種十分にできる。

海上交通

港内を巡航する小型定期船便がある。

通信

港長との間で、無線電話による港務通信ができる。

 

舞鶴港

(西港)

ロシア、中国、韓国などとの幅広い交易を行う外国貿易港として、埠頭等の公共港湾施設が多く、さらに拡充を進めている。

第八管区海上保安本部(別掲)

舞鶴海上保安部(港長)(別掲)

舞鶴税関支署(TEL0773-75-1650)

舞鶴海洋気象台(TEL0773-76-4111)

舞鶴海運支局(TEL0773-75-0616)

検疫所舞鶴出張所(TEL0773-75-1144)

入国管理局舞鶴港出張所(TEL0773-75-1149)

舞鶴港湾事務所(TEL0773-75-1174)

舞鶴港湾労働者福祉センター(TEL0773-75-4743)

舞鶴漁協(TEL0773-75-0531)

 

舞鶴港(東港)

長距離フェリーターミナルを中心に近畿と北海道を結ぶ日本海側の重要な物流・観光ルートとして定着するとともに、造船所、専用施設、海上自衛隊基地などがある。

海上交通

小樽港との間に大型高速カーフェリー便が、また港内を巡航する小型定期船便がある。

修理

造船所があり十分にできる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION