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なお、長崎市をゴールに選んでいるのは、当麻鍾乳洞の龍伝説・長崎市の龍の祭り「おくんち」、という龍の縁による。そして、長崎までの2,500キロ達成者には、長崎市長・当麻町長連名の認定書が贈られている。

 

(2)「当麻山健康の森」の施設構成

当麻町では、当麻山(市街地北東2キロ、標高292メートル)を中心とした一帯を、「当麻山健康の森」として、整備を進めてきた。

町による「ヘルシーシャトーを核とした『当麻山健康の森』構想」によると、「『当麻山健康の森』は、豊かな自然を活用しながら子どもから高齢者まで幅広い年齢層、健常者ばかりでなく障害を負っている人など、様々な枠をこえ、町民誰もが親しめ、心身ともに健康でいられる場として、町民それぞれが自分にあった健康づくりを実践したり、健康づくり、生きがいづくりを充実させ、利用者と同士が広く交流できる施設であることが必要である。そのために毎週あるいは毎日来てもらえるような魅力あるものとし、各種の機能がより効果的に発揮できるよう相互に連携を図り、冬期間の利用や障害者、高齢者にも配慮して利用しやすい健康・生きがいづくりの拠点とする。」と、基本方針が示されている。

こうした、基本方針に基づき、体力づくりゾーン(スポーツランド)、「自然の森ゾーン」、「福祉ゾーン」、「健康・生きがいづくリゾーン」が整備されることとなっている。各ゾーンの概要は、以下のとおりである。

 

 

 

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