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第4章 大崎上島の島づくりに向けた事業メニューの提案

 

1 大崎上島の島づくりの基本方針

 

大崎上島における島づくりとしては、1]高齢者が安心して暮らせる地域づくり、2]産業の育成と就職の場づくり、3]他地域と比べて遜色のない教育・文化サービス水準の確保、4]産業活動や住民生活を支える交通ネットワークの充実・強化の4つの事業展開が必要であり、この事業を推進するうえで、3町の連携・共同化が効率的・効果的である。

従って、今後、ますます拡大すると想定される住民からのサービス水準アップの要請に応えつつ、地域が有する優れた独自の資源・資質を活用し、地域間競争の激化という地域経営環境のもとでは、3町が相互にその発展ポテンシャルを活用し合うことによって、生活環境を維持し、住民の生きがいに富んだ活力ある地域社会の実現を目指すものである。

すなわち、大崎上島3町において新たなパートナーシップを創造し、発展の資源となるポテンシャルの相互活用を通して地域の活力を高め、これを地域づくりに活かしていくことが必要となろう。

大崎上島の将来は、以下に示す基本方針のもとでの島づくりを展開する。

 

(島づくりの基本方針)

 

大崎上島の歴史と伝統・文化を活用した住民の主体性と新たなパートナーシップのもとでの活力創造型の交流ステージづくり

 

 

 

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