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鹿久居島への遠泳、頭島の子どもたちの和舟での鹿久居島一周の取り組みなどを発展させ、この日生で都会ではできない体験ができ、楽しい子ども時代を過ごし、自然の中で創造力と生きる力を伸ばし、友情を育てることができるよう、海や舟を学校とする地域づくりを進める。

また、田淵屋末友甚九郎の物語や、海や舟をテーマとした児童文学や童話、劇画・アニメなどの文化に親しむまちづくりを進める。

 

(3) 高齢者のいきがいにつながるまちづくり

かつて打瀬船を操り、遠くは朝鮮半島にまで出漁していた、進取に富んだ漁業の歴史や、船づくりの技術は、人々の記憶から消えつつある。

まちづくりとして、アメリカではやっているシーカヤックを取り入れる、ということにとどまらず、舟の文化を大事にしているアメリカやイギリスの文化―精神を学び、ひるがえっては、わが国のすぐれた舟(船)の技術・文化を大事に継承し、発展させる取り組みにつなげたい。

高齢者から、海と舟・船の歴史・文化を受け継ぎ、高齢者と若者・子どもが交流するまちづくりを進める。

 

(4) 海の自然体験(マリン・エコツアー)のまちづくリ

地球規模で環境問題への人々の関心が高まるとともに、ハイテク社会への移行とともに、自然への志向はより強くなってきている。

「まほろば」でのカヌー体験、頭島での体験型の修学旅行の受入れなどの取り組みをさらに発展させ、シーカヤックや小型ヨットを操り、より身近に海や風、魚や海辺の生物などに親しみ、島々を自力で移動して海の歴史や漁業・農業の自然との関わりに学び、あるいは無人島でキャンプして生きる力を養い、仲間づくりを行う、そのような自然にふれ、自然に学ぶ取り組みを進める。

この町民の取り組みを発展させ、自然への負荷を最小限にしながら、自然にふれ、自然に学ぶ、エコツアー(自然体験旅行)のまちづくりを推進する。

 

 

 

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