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みつ古代探検隊『まほろば』へ行く。二十四人の少年少女が、古代の生活様式を体験!さて、その思いは…。

 

昨年、好評を得た「わんぱく探検隊」の続編として、八月一日から三日の間、御津町中央公民館が主催して、「みつ古代探検隊」が開催されました。

今年参加したのは、町内の小学校四年生から六年生までの男子十二名、女子十二名の計二十四名。

子どもたちは、二泊三日を、日生町鹿久居島の古代体験の郷「まほろば」で、古代の生活様式にチャレンジしました。

「まほろば」では、高床式住居に宿泊し、まほろばなべやまほろば山海焼や赤米の雑炊などの古代食をいろりで自炊しました。また、カヌー、海水浴や貝殻のペンダント・竹とんぼ作り、火起こし等を体験し、夜は島の歴史や怪談などの話を聞いたり、ゲームをして楽しく過ごしました。そして、帰る日の三日目は、日生港の五味の市や森下美術館も見学しました。

この探検隊で子どもたちは、瀬戸内海の美しい豊かな自然の中で、日常の生活から離れ、集団で生活するという貴重な経験を積みました。そして、古代の生活を体験する中で、共に語らい、汗を流し、自然に親しみ、いろいろな作業・遊びを通して自然の大切さを学び、友だちとの友情を深めながら、豊かな心を育てることができたのではないかと思います。

次のページでは、その子どもたちの感想を掲載しました。

 

「まほろば」での古代体験隊

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上 カヌーにチャレンジ。なかなか,まっすぐには進んでくれない。

中 竹とんぼや,カヌーを待つ間にひろった貝殻のペンダントなどを作る。

下 朝食に赤米の雑炊を。やはり古代食は…。

 

資料:広報『みつ』 1997年10月号(岡山県御津町)

 

 

 

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