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広域圏における公共施設の利用促進と効率的運用に関する調査研究

 事業名 地方自治に関する調査研究
 団体名 地方自治研究機構 注目度注目度5


第6章 新たな連携の可能性

 

1 湖南の特性を活かした連携のあり方

本地域は圏域としての一体性を持つだけでなく、都市化の状況や流入してくる人口などについても一定の共通性を持っている。こうした圏域の特色や今後の動向を踏まえ、広域連携でめざす将来像から重要かつ実現性の高いものを想定すると、とくに「会館・スポーツ施設」「図書館・図書室」「資料館・展示体験施設」「廃棄物処理」「高齢者・障害者福祉」「保育サービス」の広域化に優先的に取り組むことが望ましい。

以下においては、これらの分野における広域連携の具体的な施策を検討していくに際して、圏域の特色からみて、どのような連携のあり方が必要なのか、地域や社会の状況・動向などを踏まえて提示する。

 

(1) 施設の整備状況から

本地域は、住民の高いニーズや歴史・文化性の豊かさなどを背景に、相当な規模・機能の文化・スポーツ施設を整備してきた。

また、恵まれた自然資源が数多く残り、豊富な歴史資源が蓄積されてきたことから、それらの貴重な資源やイメージを生かした個性的な資料館や展示体験施設も整備されてきた。

しかし、その施設のすべてが有効に活用されている、あるいは十分に機能を発揮するには至っていない。

このため今後は、施設の個性を育てるとともに、集積効果による広域的なPR、圏域住民への円滑な情報提供などを進め、住民への高度なサービスの提供と施設の有効利用に取り組んでいくことが望まれる。

高齢者福祉施設のうち、滋賀県高齢者保健福祉計画において湖南地域を一体的圏域と位置づけて広域的に整備されてきた施設については、とくに同計画に基づいて広域的に円滑な利用がされるよう、適切な運営を推進または促進していくことが重要である。

 

 

 

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更新日: 2020年7月4日

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